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FD(フューチャー・デザイン)ワークショップとは

FD(フューチャー・デザイン)ワークショップとは

FDワークショップとは、「将来世代」になりきった参加者が、グループワークによって創造的に将来の社会や組織の姿を描き出す作業のことです。
これを実施する目的は、大きく三つに分かれます。

1)将来ビジョンの策定ための本格実施を見据えたお試し版

2)将来ビジョンの策定のための本格版

3)職員研修や教育としてのワークショップ

 

1)将来ビジョンの策定ための本格実施を見据えたお試し版

お試し版は、将来ビジョンの策定のためのフューチャー・デザインを本格的に実施する際、の実働部隊となる自治体様や組織の職員の方々が、フューチャー・デザインの概念に親しみ、またワークショップを運営するノウハウを身に着けることが目的となります。
多くの場合、半日(例えば13時〜17時など)で完結します。
時間が短すぎると(例えば3時間など)、参加者がうまく将来世代になりきることができずに、ワークショップが終わってしまいますので、十分な時間を確保することが必要です。

 

2)将来ビジョンの策定のための本格版

本格版は、ワークショップのアウトプットそのものを組織等の長期ビジョンとして活用することを最終的な目的としています。
ワークショップ参加者はそのワークショップ実施主体となる組織の一員(企業や自治体の職員の方々)であることもあれば、ステークホルダー(一般市民の方々を含む)であることもあります。
決まったメンバーが、数週間〜1カ月程度の間隔をあけて、3回程度もしくはそれ以上、継続的に実施していくことが、標準的な進め方となります。

 

3)職員研修や教育としてのワークショップ

職員研修や教育として、企業や自治体の職員の方々が、長期的な視野に立って日々の業務を行う能力を獲得することを目的とし、ワークショップのアウトプットが直接組織の意思決定等に活かされることは、想定しないものとなります。
回数や1回あたりの時間については、1)に準じることも可能ですし、2)に準じることも可能です。

(文責・中川善典)


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